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Cisco1841Cisco HWIC-4ESWの使い方 » History » Version 3

Tsutomu KIMURA, 07/14/2013 11:58 PM

1 3 Tsutomu KIMURA
h1. Cisco1841/Cisco HWIC-4ESWの使い方
2 1 Tsutomu KIMURA
3 3 Tsutomu KIMURA
h2. 一般論
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5 1 Tsutomu KIMURA
いわゆるスイッチモジュールであることに注意。つまり、 *物理interfaceにIPアドレスは割り振れない* 。
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ではどうするかというと、
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# vlanインタフェイスを作る。
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# vlanインタフェイスにIPアドレスを割り当てる。
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# Ethernetインタフェイスを、目的のvlanへ所属させる。
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こんな感じ。要はCisco1812j辺りと同じという事か。
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<pre>
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interface FastEthernet0/1/0
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 switchport access vlan 11
18
 no ip address
19
!
20
interface FastEthernet0/1/1
21
 switchport access vlan 12
22
 no ip address
23
!
24
interface Vlan11
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 ip address 192.168.11.1 255.255.255.0
26
!
27
interface Vlan12
28
 ip address 192.168.12.1 255.255.255.0
29
!
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</pre>
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h2. トランクモード
33 1 Tsutomu KIMURA
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前の版ではぐだぐだと書いていたのだが、中途半端な事を書くのは良くないと思い直し、ばっさり削除。やはり "Ciscoのペイジ":http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/LANSWT-Access/CAT2960SWT/CG/005/swvlan.html?bid=0900e4b1825295c6#33099 を読むのが一番だろう。
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具体的な方法は:
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<pre>
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interface FastEthernet0/0/1
40
 switchport mode trunk
41
end
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</pre>
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これが基本となる。 *トランクモードに設定された物理ポートに対向するスイッチの物理ポートは、当然トランクモードにする。* …Q-in-Qとかあるけど、それはまた別途の話ということで。
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あと、トランクモードに設定したポートを通過するVLANのidは、(当然の事ながら) *制御可能である。* 具体的には、こんな感じ。
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<pre>
49
interface FastEthernet0/0/1
50
 switchport trunk allowed vlan 1,2,120-500,1002-1005
51
 switchport mode trunk
52
 no ip address
53
!
54
</pre>
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上記の設定では、VLAN IDとして1,2,120〜500,1002〜1005を付与されたフレームがFa0/0/1を通過できる。
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h2. スタッキング
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以下、まだ検証してはいないので、そのつもりで。
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"こちら":http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/LANSWT-Access/CAT2600SWT/RN/001/lsw_hwic_ethsw_ic.html とか、"こちら":http://networkerslog.blog137.fc2.com/blog-entry-8.html でも書かれていることですが、一つの筐体で二つのHWIC-4ESWを使う時には注意が必要。要は、 *スタック設定というものが必要になる* 、とのこと。
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具体的にはどうするかというと、
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# 2つのHWIC-4ESWでそれぞれ1個ずつ、「スタックポート」をセレクトする。
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# スタックポート同士を、クロスケーブルによって接続してやる。
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# 以下の設定を投入する。
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<pre>
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interface FastEthernet0/0/1
72
 switchport stacking-partner interface FastEthernet0/1/1
73
end
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interface FastEthernet0/1/1
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 switchport stacking-partner interface FastEthernet0/0/1
77
end
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</pre>
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言うまでもなく、上記の場合はFa0/0/1とFa0/1/1をスタックポートとしている。
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Cisco純正の資料によればこれで良いはずであるが、英文資料の中には両スタックポートへ *switch port mode trunk* を入れているものもある。この辺り、ちょっと検証が必要。
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あと、この制限はCisco1841だけのものでは *ない* 。要注意です。