Cisco1841/Cisco HWIC-4ESWの使い方¶
一般論¶
いわゆるスイッチモジュールであることに注意。つまり、 物理interfaceにIPアドレスは割り振れない 。
ではどうするかというと、
- vlanインタフェイスを作る。
- vlanインタフェイスにIPアドレスを割り当てる。
- Ethernetインタフェイスを、目的のvlanへ所属させる。
こんな感じ。要はCisco1812j辺りと同じという事か。
interface FastEthernet0/1/0 switchport access vlan 11 no ip address ! interface FastEthernet0/1/1 switchport access vlan 12 no ip address ! interface Vlan11 ip address 192.168.11.1 255.255.255.0 ! interface Vlan12 ip address 192.168.12.1 255.255.255.0 !
トランクモード¶
前の版ではぐだぐだと書いていたのだが、中途半端な事を書くのは良くないと思い直し、ばっさり削除。やはり Ciscoのペイジ を読むのが一番だろう。
具体的な方法は:
interface FastEthernet0/0/1 switchport mode trunk end
これが基本となる。 トランクモードに設定された物理ポートに対向するスイッチの物理ポートは、当然トランクモードにする。 …Q-in-Qとかあるけど、それはまた別途の話ということで。
あと、トランクモードに設定したポートを通過するVLANのidは、(当然の事ながら) 制御可能である。 具体的には、こんな感じ。
interface FastEthernet0/0/1 switchport trunk allowed vlan 1,2,120-500,1002-1005 switchport mode trunk no ip address !
上記の設定では、VLAN IDとして1,2,120〜500,1002〜1005を付与されたフレームがFa0/0/1を通過できる。
スタッキング¶
以下、まだ検証してはいないので、そのつもりで。
こちら とか、こちら でも書かれていることですが、一つの筐体で二つのHWIC-4ESWを使う時には注意が必要。要は、 スタック設定というものが必要になる 、とのこと。
具体的にはどうするかというと、
- 2つのHWIC-4ESWでそれぞれ1個ずつ、「スタックポート」をセレクトする。
- スタックポート同士を、クロスケーブルによって接続してやる。
- 以下の設定を投入する。
interface FastEthernet0/0/1 switchport stacking-partner interface FastEthernet0/1/1 end interface FastEthernet0/1/1 switchport stacking-partner interface FastEthernet0/0/1 end
言うまでもなく、上記の場合はFa0/0/1とFa0/1/1をスタックポートとしている。
Cisco純正の資料によればこれで良いはずであるが、英文資料の中には両スタックポートへ switch port mode trunk を入れているものもある。この辺り、ちょっと検証が必要。
あと、この制限はCisco1841だけのものでは ない 。要注意です。
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